エスポワールシチー産駒ヤマノファイトが人気に応え快勝(撮影:高橋正和)
9日、大井競馬場で行われた第63回羽田盃(3歳・ダ1800m・1着賞金3500万円)は、先手を取った本橋孝太騎手騎乗の1番人気ヤマノファイト(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)が、そのまま直線に入って、2番手追走から食い下がる7番人気リコーワルサー(牡3、大井・荒山勝徳厩舎)を振り切り、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒7(不良)。
さらに1馬身差の3着に4番人気ハセノパイロ(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)が入った。なお、2番人気モジアナフレイバー(牡3、大井・福永敏厩舎)は4着、3番人気ワグナーコーヴ(牡3、船橋・岡林光浩厩舎)は14着に終わった。
勝ったヤマノファイトは、父エスポワールシチー、母ケイアイリード、その父フォーティナイナーという血統。ニューイヤーC(浦和)、京浜盃(大井)に続く重賞3連勝で、南関東3歳クラシックの第一弾を制した。