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【東京5R・2歳新馬】次位に0秒6差の爆速上がり33秒4!イクイノックス全妹・イクシードが圧巻のデビューV

2025年10月13日 07:45

快勝デビューとなったイクシード(手前、カメラ・荒牧 徹)

 12日の東京5R・2歳新馬(芝2000メートル)は、超良血のキタサンブラック産駒イクシード(牝、美浦・木村厩舎)が、偉大な兄をほうふつとさせる勝ちっぷりでデビュー戦を飾った。国内外でG1・6勝を挙げ、22、23年のJRA年度代表馬に輝いたイクイノックスの全妹はゴールの瞬間、スタンドから大歓声を浴びた。

 牡馬相手に堂々のパフォーマンスだった。スタートはひと息だったが、すぐに行き脚がついて7番手に取りついた。直線で満を持して外に持ち出すと、次位に0秒6差をつける上がり3ハロン最速33秒4の切れ味を発揮。先に先頭へ抜け出していたモンシークをねじ伏せ、加速ラップを刻んで1馬身半差をつけた。イクイノックスの全10戦で手綱を執ったルメールは「乗りやすかった。直線で加速して手前を3、4回も替えていたが、ずっと長く脚を使った。ゴールしてからも疲れていなかった」と余裕のある走りに能力の高さを感じ取っていた。

 木村調教師は「成長度合いとか性格など、そういうところは(兄と)似ているなと思います」とうなずいた。馬主のシルクレーシング・米本昌史代表も「2歳の未完成なところで、あれだけのパフォーマンスというのは期待以上。これから目指すところは、レース後の感じを見ながら木村先生と考えていきたい」と満面の笑み。夢が膨らむ第一歩となった。(坂本 達洋)

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