10番人気トゥリパが直線で叩き合いを制し優勝(撮影:稲葉訓也)
17日、園田競馬場で行われた第56回のじぎく賞(3歳・ダ1700m・1着賞金400万円)は、スタート後に先手を取るも一旦2番手に控えた吉村智洋騎手騎乗の10番人気トゥリパ(牝3、兵庫・平松徳彦厩舎)が、ハナを奪った6番人気アクアレジーナ(牝3、大井・福永敏厩舎)と直線で叩き合い、これを1/2馬身差下して優勝した。勝ちタイムは1分54秒8(良)。
さらに3.1/2馬身差の3着に2番人気レコパンハロウィー(牝3、兵庫・尾原強厩舎)が入った。なお、1番人気エグジビッツ(牝3、北海道・田中淳司厩舎)は6着、3番人気メイクアラッシュ(牝3、兵庫・吉行龍穂厩舎)は12着に終わった。
勝ったトゥリパは、父カルストンライトオ、母シーフェアリー、その父ユートカイザーという血統。昨年10月の兵庫若駒賞(重賞)以来の勝利を飾った。オーナーの橋本忠男氏は元園田の調教師で、吉村智洋騎手とは元師弟の間柄。