初代覇者の称号を手にして、今後の戦いに臨みたいアサクサゲンキ
今年から新設された3歳限定のスプリント重賞(※)。初代覇者となるのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
※日本グレード格付け管理委員会の取り決めにより、原則2年はGI、GIIといったグレード格がつかず、第1回目は「新設重賞」、2回目からグレード格がつくまでは「重賞」として表記される。
■5/26(土) 葵S(3歳・新設重賞・京都芝1200m)
アサクサゲンキ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は今年初戦のファルコンSで2着。上手く1400mをこなしはしたが、やはりベストは1200mだけに、今回が待望の一戦となる。初代覇者の称号を手にして、今後の古馬との戦いに臨みたいところだ。
アンフィトリテ(牝3、美浦・宗像義忠厩舎)は新馬戦、さざんか賞、マーガレットSとデビューから無傷の3連勝を飾っている。初年度から牝馬2冠馬を送り出したロードカナロアの産駒で、こちらはスプリンターとしての資質を強く受け継いでいるようだ。父も勝ったレース(当時はオープン特別)で無傷の4連勝を決められるか。
その他、橘Sを勝ったマドモアゼル(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)、桜花賞17着からの巻き返しを期すアンヴァル(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)、マーガレットSで2着のオジョーノキセキ(牝3、美浦・伊藤大士厩舎)、距離短縮歓迎のタイセイプライド(牡3、栗東・西村真幸厩舎)、モズスーパーフレア(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。