「新馬戦」(2日、東京)
土曜東京5Rの牝馬限定戦(芝1600メートル)でデビュー予定の
クイーンズテイスト(牝、父キングカメハメハ、美浦・菊沢)。異父姉
トロワゼトワル(父
ロードカナロア)は昨年7月の新馬戦(中京)を勝ち、アルテミスS4着、
フェアリーS5着と、1勝馬ながら重賞でも健闘。この馬も早い段階からの活躍が期待されている。
4月末から美浦坂路で時計を出し始め、ここ3週はWコースで併せ馬。調整は順調に進んでいる。30日の最終追い切りでは5F68秒8-39秒6-13秒1(馬なり)をマークして、併せた
ドクターデューン(3歳未勝利)と併入した。
菊沢師は「少し性格的にキツいところはあるけど、走り出せば素直だし、いい動きをしますよ。背中の感じがすごくいいし、心肺機能も高い。大事に育てていきたいですね。まだ追い詰めるような追い切りはしていないけど、現段階でどこまでやれるか楽しみはあります」と期待を寄せている。推定体重は460キロ。名手・横山典のエスコートで関東の一番星を目指す。