ハービンマオが直線鮮やかな末脚で差し切り優勝(撮影:高橋正和)
13日、川崎競馬場で行われた第54回関東オークス(GII・3歳・牝・ダ2100m・1着賞金3200万円)は、中団でレースを進めた松岡正海騎手騎乗の6番人気ハービンマオ(牝3、美浦・中舘英二厩舎)が、3〜4コーナーで前に取りついて、直線で一旦は抜け出していた5番人気ゴールドパテック(牝3、川崎・岩本洋厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分17秒6(稍重)。
さらに4馬身差の3着に3番人気クレイジーアクセル(牝3、大井・渡辺和雄厩舎)が入った。なお、2番人気プリンセスノンコ(牝3、美浦・加藤征弘厩舎)は5着、1番人気ララプリムヴェール(牝3、栗東・今野貞一厩舎)は6着に終わった。
勝ったハービンマオは、父ハービンジャー、母ダンシングマオ、その父ゴールドアリュールという血統。前走の500万下9着から巻き返し、初の重賞タイトルを獲得した。