日本ダービー、メイショウサムソン二冠達成

2006年05月28日 15:40

 28日、東京競馬場で行われた日本ダービー(3歳、GI・芝2400m)は、石橋守騎手騎乗の1番人気メイショウサムソン(牡3、栗東・瀬戸口勉厩舎)が道中は好位を追走、4角から徐々に進出し、直線逃げ粘りを図る4番人気アドマイヤメインをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2分27秒9(稍重)。さらに2馬身差の3着には7番人気ドリームパスポートが入った。2番人気フサイチジャンクは11着。3番人気アドマイヤムーンは7着にそれぞれ敗れた。

 勝ったメイショウサムソンは、父オペラハウス、母マイヴィヴィアン(その父ダンシングブレーヴ)という血統。伯母に95年七夕賞(GIII)3着のノーザンプリンセスがいる。デビュー3戦目で初勝利を挙げると、その後も堅実な走りを続け、スプリングS(GII)で重賞初制覇。皐月賞(GI)は6番人気ながら好位から押し切る競馬で制しており、今回は1番人気に応えて二冠を達成した。通算成績11戦6勝(重賞3勝)。昨年のディープインパクトに続き、牡馬クラシック二冠馬が誕生。また、史上初の小倉デビュー馬によるダービー制覇となった。

 鞍上の石橋守騎手は、初の日本ダービー制覇でGI・2勝目(重賞12勝)。管理する瀬戸口勉調教師は03年ネオユニヴァースで制して以来、同レース2勝目でGI・14勝目(重賞50勝)となった。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。