20日はイギリスのアスコット競馬場で開催されるロイヤルアスコットミーティングの2日目。4RでプリンスオブウェールズS(G1・芝2000m)が7頭立てで行われた。
レースは、中団〜後方で進めたJ.ドイル騎手騎乗のポエッツワード(牡5、英・M.スタウト厩舎)が、先に抜け出したG1・3連勝中の大本命クラックスマン(牡4、英・J.ゴスデン厩舎)を直線で外から差し切り、これに2.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは良馬場で2:03.51。
3着にはクラックスマンから8馬身離れてホークビル(牡5、英・C.アップルビー厩舎)が入った。
ポエッツワードは父Poet's Voice、母Whirly Bird、その父Nashwanという血統。G1ではいまいち勝ち切れないレースが続いていたが、ここで競走馬の世界ランキングで欧州トップに君臨するクラックスマンを破る大金星で悲願のタイトルを手にした。