【セレクトセール2018】本日の最高額は2億9000万円、2日間の売上は179億超/当歳セッション

2018年07月10日 18:23

 2日間にわたって開催される「セレクトセール2018」の2日目が10日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われた。

 当歳セッションとなるこの日は231頭が上場され、205頭が落札。売上は82億5750万円(以下、金額は全て税抜で表記)で、過去最高を記録した昨年(86億9250万円)を下回ったものの、史上2番目の売上額となった。落札率は88.7%、1頭平均額は4028万円だった。2日間合計の売上は179億3200万円(昨年は173億2700万円)。

 1億円を超える高額落札馬は16頭(昨年は17頭)。その中でも最高落札額となったのが、「リアアントニア2018」(牡、父ディープインパクト)。「サトノ」の冠名でおなじみの(株)サトミホースカンパニーが2億9000万円で落札した。母リアアントニアは、現役時代にBCジュヴェナイルフィリーズを制覇。全姉に現2歳(デビュー前)のリアオリヴィアがいる。なお、2億超えの馬は本馬だけだった。

 2番目の高額馬は1億8000万円で2頭。「シルヴァースカヤ2018」(牡、父ディープインパクト)はトニー倶楽部が落札。全兄シルバーステート(現種牡馬)はケガのため競走馬としては大成できなかったものの、クラシック候補として大きく期待されていた。同じく全兄の「シルヴァースカヤの2016(現競走馬名:リスト)」も昨年の1歳セッションにて2億6000万円で落札されている。

 もう1頭は2冠馬ドゥラメンテの初年度産駒「アイムユアーズ2018」(牡、父ドゥラメンテ)で、(株)NICKSが落札。母アイムユアーズもフィリーズレビューなど重賞4勝を挙げており、クラシックでの活躍が期待される。また、牝馬最高額は「ウィラビーオーサム2018」(牝、父ディープインパクト)の1億0500万円だった。

 その他では、モーリスの初年度産駒「ラスティングソングの2018」(牡、父モーリス)が1億7000万円、キタサンブラックの全弟「シュガーハート2018」(牡、父ブラックタイド)が1億2500万円、タワーオブロンドンの半弟でフランケル産駒の「スノーパイン2018」(牡、父Frankel)が1億0500万円で落札された。

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