3日、東京競馬場で行われたユニコーンS(3歳、GIII、ダート1600m)は、横山典弘騎手騎乗の4番人気ナイキアースワーク(牡3、栗東・大久保龍志厩舎)が後方追走から直線抜け出し、7番人気ヤマタケゴールデンに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分37秒2(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気フィールドオアシスが入り、1番人気に支持されたアエローザは12着に敗れた。
勝ったナイキアースワークは父ブライアンズタイム、母マジカルウーマン(父パラダイスクリーク)という血統。伯父に95年クリスタルC(GIII)を制したコクトジュリアン、98年京阪杯(GIII)を制したブラボーグリーンがいる。昨年12月の2歳新馬戦でデビュー勝ち、前走の3歳500万下(京都・ダート1800m)で2勝目を挙げていた。通算成績7戦3勝。
鞍上の横山典弘騎手はヒシアトラスで制したマーチS(GIII)に続き、JRA重賞今年4勝目(通算88勝目)。管理する大久保龍志調教師は、03年の開業以来初のJRA重賞制覇となった。