スカーレットブーケが30歳で死亡 ダイワスカーレット、ダイワメジャーらの母

2018年07月13日 20:23

1992年京王杯SC出走時のスカーレットブーケ(ユーザー投稿写真:カケルショウグンさん)

 社台ブルーグラスファームにて功労馬として繋養されていたスカーレットブーケが12日、老衰のため死亡していたことがわかった。30歳だった。社台ファームが明らかにした。

 スカーレットブーケは父ノーザンテースト、母スカーレットインク、その父Crimson Satanという血統、1988年生まれ。同世代にはトウカイテイオー・ヤマニンゼファー・イソノルーブル・ナイスネイチャなどがいる。現役時代は栗東・伊藤雄二厩舎に所属。1991年のクイーンCなど重賞を4勝し、桜花賞4着、エリザベス女王杯(当時は4歳[旧年齢表記]限定)3着とGIでも好走した。通算成績は21戦6勝。

 引退後は日本競馬史に残る名繁殖牝馬となる。まず、1998年生まれのダイワルージュ(牝、父サンデーサイレンス)が2000年の新潟3歳Sで産駒の重賞初勝利。続くGI・阪神3歳牝馬Sでも2着となった。2001年生まれのダイワメジャー(牡、父サンデーサイレンス)は2004年の皐月賞でGI初勝利、その後通算でGIを5勝する名マイラー・中距離馬に。そして2004年生まれのダイワスカーレット(牝、父アグネスタキオン)は12戦8勝・2着4回でGIを4勝、2008年の有馬記念を牝馬として37年振りに制する名牝となった。

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