26日、門別競馬場で行われた第39回王冠賞(3歳・ダ1800m・1着賞金400万円)は、2番手でレースを進めた坂下秀樹騎手騎乗の2番人気クロスウィンド(牝3、北海道・若松平厩舎)が、3コーナー手前で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着の5番人気マッドドッグ(牡3、北海道・林和弘厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。
さらに1/2馬身差の3着に4番人気マイネルセボン(牡3、北海道・田中正二厩舎)が入った。なお、3番人気カツゲキジャパン(牡3、北海道・廣森久雄厩舎)は5着、1番人気サザンヴィグラス(牡3、北海道・川島洋人厩舎)は7着に終わった。
勝ったクロスウィンドは、父ヴァーミリアン、母プリンシプルレディ、その父アグネスデジタルという血統。1冠目の北斗盃は14着と惨敗するも、人気を落とした2冠目の北海優駿でクビ差の2着と好走。3冠最終戦のここで見事勝利を手にした。