ホイットニーS(米G1)がゲリラ豪雨で44分遅れ 勝ったのはディヴァーシファイ

2018年08月06日 11:30

 北米ニューヨーク州のサラトガ競馬場で、8月4日(土曜日)に施行されていた開催の後半、競馬一帯をゲリラ豪雨が襲来。終盤の2レースを残した段階で、開催がキャンセルにある事態となった。

 サラトガ一帯を、雷鳴と稲光とともに豪雨が襲ったのは、5時46分に発走予定だったこの日のメイン競走、3歳以上の馬たちによるG1ホイットニーS(d9F)の発走馬たちが、ゲート裏に集合したタイミングだった。

 レースを安全に施行することが出来なくなり、出走馬たちは一旦待機。雨が小康状態になるのを待ち、ホイットニーSは44分遅れの6時30分に施行された。ちなみに、直前までFast(良)だった馬場状態が、ホイットニーSの時にはSloppy(不良)まで悪化している。

 そして、ホイットニーS以降に組まれていた、G3ワヤS(芝12F)とLRルーアS(芝8.5F)は、馬場コンディションの不良のために開催を中止。前者は8月12日(日曜日)に、後者は8月11日(土曜日)に順延して施行されることになった。

 ホイットニーSは、オッズ2.6倍の1番人気に応えてディヴァーシファイ(セン5、父ベラミーロード)が優勝。昨年10月のG1ジョッキークラブGC(d10F)に続く2度目のG1制覇を果たしている。

(文:合田直弘)

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