そつないレース運びでアレスバローズが重賞連勝、菱田裕二騎手は重賞初勝利!
19日、小倉競馬場で行われた北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)は、中団の内でレースを進めた菱田裕二騎手騎乗の6番人気アレスバローズ(牡6、栗東・角田晃一厩舎)が、直線で先行馬の間を割って抜け出し、外から脚を伸ばした4番人気ダイメイプリンセス(牝5、栗東・森田直行厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分6秒6(良)。
さらに1/2馬身差の3着に7番人気ラブカンプー(牝3、栗東・森田直行厩舎)が入った。なお、2番人気アサクサゲンキ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は6着、1番人気ダイアナヘイロー(牝5、栗東・大根田裕之厩舎)は7着、3番人気ゴールドクイーン(牝3、栗東・坂口正則厩舎)は16着に終わった。
勝ったアレスバローズは、父ディープインパクト、母タイセイエトワール、その父トニービンという血統。アグネスワールドの日本レコードと0秒1差という好タイムで快勝し、前走のCBC賞に続く重賞2連勝を飾った。また、鞍上の菱田裕二騎手にとってはこれが初のJRA重賞勝利となった。