米国で無傷連勝中のカタリーナクルーザー、今後はBC&ペガサスWCを目標

2018年08月27日 11:30

 25日に北米西海岸のデルマー競馬場で行われたG2パットオブライエンS(d7F)は、オッズ1.2倍の圧倒的1番人気に推されたカタリーナクルーザー(牡4、父ユニオンラッグス)が、2着以下に7.1/4馬身差をつける快勝。デビューから継続している連勝記録を“4”に伸ばした。

 超大型馬のため仕上げに手間取り、デビューが3歳10月まで遅れたのがカタリーナクルーザーだ。サンタアニタのメイドン(d6F)で緒戦勝ちを飾ったものの、レース中に膝に剥離骨折を発症し、再び戦列を離れることになった。

 ようやく復帰したのが今年5月で、サンタアニタの条件戦(d6F)を快勝。次走は7月22日のデルマー開催に組まれていた一般戦の予定だったが、出走頭数が揃わずに不成立になり、やむなく前日の21日に組まれたG2サンディエゴH(d8.5F)に出走。ここを6.3/4馬身差で制し、デビューから3連勝で重賞初挑戦初制覇を飾っていた。

 パットオブライエンSも勝って無敗の4連勝を果たした同馬は今後、11月3日にチャーチルダウンズで行われるG1BCダートマイル(d8F)を目標に調整される予定。同馬を管理するジョン・サドラー調教師は、「順調に行けば、その後の目標は1月26日にガルフストリームパークで行われるG1ペガサスワールドC(d9F)になる」とコメントしている。

(文:合田直弘)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。