15日、札幌競馬場で行われた北海道スプリントC(3歳上、交流GIII・ダート1000m、1着賞金3000万円)は、武豊騎手騎乗の2番人気
アグネスジェダイ(牡4、栗東・森秀行厩舎)が、好位追走から直線早めに抜け出すと、追い込んできた1番人気
シーキングザベストに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは59秒4(稍重)。さらに4馬身差の3着には5番人気
ベルモントファラオが入った。
勝った
アグネスジェダイは、父アグネスワールド、母ラッキーパイシーズ(その父Crafty Prospector)という血統。04年6月にデビューし、4戦目で初勝利。主にダートの短距離戦で堅実な走りを見せ、古馬との初対戦となった05年サマーチャンピオン(交流GIII)で重賞初制覇を果たすと、同年の東京盃(交流GII)も制して重賞2勝目を挙げた。今年は3月にドバイゴールデンシャヒーン(首G1)に挑戦し、6着に健闘。帰国後2戦目の前走さきたま杯(交流GIII)で重賞3勝目を挙げていた。通算成績25戦6勝(うち地方9戦4勝、海外1戦0勝、重賞4勝)。