スティーブンフォスターH、最低人気シークゴールドが制す

2006年06月18日 09:00

 現地時間17日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたスティーブンフォスターH(3歳上、米G1・ダート9f)は、C.ボレル騎手騎乗の9番人気シークゴールド Seek Gold(セン6、米・R.モケット厩舎)が道中は後方に待機し、直線大外から一気に追い込むと、一旦は先頭に立った5番人気パーフェクトドリフト Perfect Driftをハナ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分49秒24(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には4番人気ウエストヴァージニア West Virginiaが入り、1番人気に推されたバザーズベイ Buzzards Bayは4着、2番人気ブラスハット Brass Hatは5着(同着)にそれぞれ敗れる波乱となった。

 勝ったシークゴールドは、父Touch Gold、母Aly's Adita(その父Alydar)という血統の米国産馬。伯母に79年ケンタッキーオークスなど米G1・5勝のダヴォナデール Davona Daleがいる。04年8月にサラトガの一般戦で勝利を挙げて以来勝ち星を挙げられず、1年10か月ぶりの勝利がG1初制覇となった。通算成績28戦5勝(重賞1勝)。

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