19日、船橋競馬場で行われた3R・2歳新馬(ダート1000m)は、圧倒的1番人気(単勝120円)に支持された左海誠二騎手騎乗のジルヴァンクール(牡2、船橋・岡林光浩厩舎)がスタートから先手を奪うと、後続に8馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは59秒7(不良)。今年度が初年度産駒となるトゥナンテ産駒のムーシャジェンダイは6着だった。
勝ったジルヴァンクールは父キャプテンスティーヴ、母ギブス(その父Boundary)という血統。05年北海道セレクションセールにて1350万円で落札されている。6月1日に行われた能力検査(ダート800m)で49秒3という破格の時計で合格していた。
船橋2R・2歳新馬(ダート1000m)は、山田信大騎手騎乗の6番人気ノースブラック(牡2、船橋・齊藤敏厩舎)が、好位から徐々に進出し、新種牡馬マチカネキンノホシ産駒の3番人気キンノライチョウの追撃をハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分00秒2(不良)。さらにハナ差の3着には4番人気の新種牡馬アメリカンボス産駒ジェイドロボスが入った。
勝ったノースブラックは父ブラックホーク、母クリスクロス(その父ノーザンテースト)という血統。6月1日に行われた能力検査(ダート800m)は、52秒3で合格していた。