20日、札幌競馬場で行われた2R・アタックチャレンジ2歳(ダート1000m、1着賞金110万円)は、川島洋人騎手騎乗の3番人気エフテマンハッタン(牝2、北海道・伊藤隆志厩舎)がスタート直後に先頭を奪い、1番人気モエレスイセイに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分02秒5(良)。本馬の勝利が06年新種牡馬マンハッタンカフェ産駒の初勝利となった。
勝ったエフテマンハッタンは父マンハッタンカフェ、母ブリズントゥアウィン(その父Briartic)という血統。5月4日のデビュー戦は3着に敗れ、その後も勝ちきれないレースが続いていたが5戦目での初勝利となった。
新種牡馬のマンハッタンカフェは、父サンデーサイレンス、母サトルチェンジ(その父Law Society)という血統。01年菊花賞、有馬記念とGIを連勝し、02年の天皇賞・春(GI)も制して凱旋門賞(仏G1)に挑戦。しかしレース中に故障し(13着)、このレースを最後に現役を引退した。通算成績12戦6勝(うち海外1戦0勝、重賞3勝)。引退後は社台スタリオンステーションに供用され、初年度は211頭に種付けを行い、146頭が血統登録されている。