天保山ステークス2025に出走予定のインユアパレス(撮影:小金井邦祥)
土曜阪神メインは天保山ステークス(3歳上・オープン・ダ1400m)。ここでは近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、血統別の成績から探りたい。
まずは人気別の成績を見ていこう。1番人気は【3-3-2-2】なので、3連複の軸として信頼できる。一方で2番人気は【0-0-0-10】と衝撃的な数字となった。もう一点、2桁人気が1勝、2着1回、3着3回と何度も馬券圏内をにぎわせていることも見逃せない。したがって「1番人気からヒモ穴を狙うレース」と考えたい。
続いて脚質別だが、逃げ馬は【1-2-1-6】と上々。そして最も信頼できるのは好位組で、勝ち馬10頭中8頭が3角5番手以内だった。差し馬も決してダメではないが、軸は前に行ける馬から選びたい。また、枠順は内外で大差なし。ただ、8枠が【3-2-2-13】と好成績を残している。
最後に血統だが、両親ともにミスタープロスペクター(Mr. Prospector)系の馬が【4-1-3-7】の勝率27%、複勝率53%と走りまくっている。今年のメンバーのうち、該当するのはサクセスローレルの1頭のみ。近走ひと息ではあるものの注目しておきたい一頭だ。