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【京都大賞典】かつてとは違い波乱も。注目はあの馬/JRAレース展望

2018年10月04日 10:00

上がりが速い競馬になれば、ブレスジャーニーの一発も…!?(撮影:下野雄規)

 秋の天皇賞、あるいはジャパンCへの前哨戦。一昔前は、本命サイドで決着するレースの代表のように扱われた時期もあったが、最近6年間で1番人気が4回連を外しているように、人気馬がかつてほど頼りにならなくなっている。芝の状態が良好で上がりが速すぎるために、底力が問われるようなレースにならないことがそのおもな原因かもしれない。

1.高速上がりに対応できるか

 ペースが上がりにくいコース形態で、頭数も落ち着くのが通例。くわえて秋の京都開幕週の絶好馬場と来れば、レース上がりはとことん速くなる。最近5年間の勝ち馬は、いずれも上がり3F34秒0以下のタイムをマークしている。2015年の勝ち馬ラブリーデイは、究極とも思える32.3秒を記録した。

2.若い馬が中心、ベテランは苦戦

 過去10年で4歳馬が[4-5-1-16]、5歳馬が[5-3-4-22]。7歳のスマートレイアーが勝った昨年はあくまで例外で、基本的には4、5歳の2世代の争いになる。コース実績がある高齢馬が人気になることがしばしばあるが、連覇を狙ったヒットザターゲット(2014年)が6歳時は4着、ラブリーデイ(2016年)も6歳時には3着に敗れているように、ベテランのリピーター狙いは得策ではない。

3.ミスタープロスペクター系に注目

 過去10年の当レースで一番勝ち星が多い種牡馬がキングカメハメハの3勝で、2勝のディープインパクトを上回っている。2013年の勝ち馬ヒットザターゲットは11番人気だった。ミスタープロスペクター系では他にも、アドマイヤドン産駒のアドマイヤデウスが一昨年に6番人気で2着している。


 瞬発力勝負という観点から、ブレスジャーニーに期待したい。エンジンの掛かりが遅い馬で、直線が短い北海道での3戦は条件が合っていなかった。2歳時には重賞を2勝したが、特筆すべきは新馬の東京芝1400mでマークした上がり3F32.9秒。上がりが速い競馬はめっぽう得意なタイプではないかと見る。3歳以降は勝利から遠ざかっているが、昨冬にはチャレンジCでサトノクロニクルから0.1秒差の3着した実績もあり、古馬重賞でも勝負になる実力を秘めている。

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