7日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたアベイドロンシャン賞(G1・芝直線1000m・16頭)は、中団前目で進めたG.モッセ騎手騎乗のマブスクロス(牝4、英・M.ドッズ厩舎)がゴール前の大接戦を制し、優勝した。勝ちタイムは良馬場で0:57.11。
2着はアタマ差でゴールドヴァイブ(セ5、仏・P.バリー厩舎)、3着は短頭差でソルジャーズコール(牡2、英・A.ワトソン厩舎)となった。昨年覇者で人気のバターシュ(セ4、英・C.ヒルズ厩舎)はソルジャーズコールから1/2馬身差の4着。
マブスクロスは父Dutch Art、母Miss Meggy、その父Pivotalという血統。6月のキングズスタンドSで3着、8月のナンソープSで2着と、G1では惜しい結果が続いていたが、モッセ騎手との初コンビとなったここで、待望のG1タイトルを手にした。