現地時間1日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたマザーグースS(3歳牝、米G1・ダート9f)は、E.プラード騎手騎乗の2番人気ブッシュファイア Bushfire(牝3、米・E.ケネアリー厩舎)が、道中は2番手を追走し4角で先頭に躍り出ると、内を突いて伸びた4番人気パインアイランド Pine Islandを3/4馬身差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分49秒86(良)。さらに1/2馬身差の3着には並んだ2番人気レディトゥプリーズ Ready to Pleaseが入り、1番人気に推されたケンタッキーオークス馬レモンズフォーエバー Lemons Foreverは4着に敗れた。
勝ったブッシュファイアは、父Louis Quatorze、母Traki Traki(その父Mo Power)という血統の米国産馬。05年11月のデビューから6戦目となるアシュランドS(米G1)でG1初制覇を果たした。続くケンタッキーオークス(米G1)では3位に入線するも進路妨害で6着に降着となったが、前走エイコーンS(米G1)でハローリバティ Hello Libertyとのマッチレースをクビ差制し、G1・2勝目を挙げていた。通算成績9戦6勝(G1・3勝)。