1番人気ミューチャリーが6馬身差圧勝(撮影:高橋正和)
17日、川崎競馬場で行われた第17回鎌倉記念(2歳・ダ1500m・1着賞金1500万円)は、好位でレースを進めた御神本訓史騎手騎乗の1番人気ミューチャリー(牡2、船橋・矢野義幸厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、2着の2番人気リンゾウチャネル(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)に6馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒6(良)。
さらに4馬身差の3着に7番人気グラビテーション(牡2、川崎・山崎裕也厩舎)が入った。なお、3番人気ヒカリオーソ(牡2、川崎・岩本洋厩舎)はグラビテーションと3/4馬身差の4着に終わった。
勝ったミューチャリーは、父パイロ、母ゴッドビラブドミー、その父ブライアンズタイムという血統。デビューから無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。また、本馬はこの勝利で12月19日に行われる全日本2歳優駿の優先出走権を獲得した。
【矢野義幸調教師のコメント】
今日は輸送の影響で馬体を減らしていました(-10kg)ので、パドックでもちょっと元気がなかったです。レースは、好位に付けられたのが良かったですね。直線並んでからは安心して見ていられました。次走については、まずは馬体を戻すことですね。全日本2歳優駿に出られたらいいですが、まずは馬の状態ですね。
【御神本訓史騎手のコメント】
思った以上に輸送の影響が出たようで、少し心配していたんですが、僕が心配するよりも強い競馬をしてくれました。2歳馬らしからぬ競馬センスを持っていますので、これから馬体が成長してくれれば、来年もっと強い馬に育ってくれると思いますので、これからも応援よろしくお願いします。