【菊花賞】カフジバンガード、松元師最後のクラシック参戦/ねぇさんのトレセン密着

2018年10月20日 17:00

松元師最後のクラシック挑戦に期待が膨らむカフジバンガード(撮影:花岡貴子)

 なお、ビリーヴ、ローブデコルテで知られる松元茂樹厩舎は来年2月末日をもって解散します。松元師が菊花賞当日の10月21日に70歳のお誕生日を迎えるため、調教師定年によるものです。

 それだけに「無事、出走できてよかった」とカフジバンガードを担当する吉田厩務員はホッとした表情を浮かべます。

 カフジバンガードは春は重賞戦線で4戦戦い、この夏から自己条件の1000万下で堅実に走り続けて3戦目で勝ち上がっています。この中間は追い切りの動きもよかったし、陣営は上昇ムード一色です。

「前走は祐一(福永騎手)が怪我をおして乗ってくれたレースだった。菊花賞は距離は若干長い気もするが、これほどの長距離は初めて走る馬たちばかり。引っかかる馬ではないので、うまく折り合ってなんとかなるんじゃないかな。長くいい脚を使うタイプだし、条件的には合うと思うよ」

 これまで松元茂厩舎の菊花賞の成績は2007年のアルナスラインでの2着が最高でした。このときも10月21日とやはり松元師の誕生日でしたね。

「これが厩舎最後のクラシックになるからね。いいところを見せたいよ」と吉田厩務員。その願いどおり、アッと言わせてほしいです!

(取材・文:花岡貴子)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。