ラムタラ、英国へ売却

2006年07月03日 12:00

 3日、新日高町静内のアロースタッドに繋養されていたラムタラ(牡14)が、英国に売却されることが明らかになった。シンジケートの関係者が明らかにしたもので、買い戻し価格は24万ドル(約2750万円)。6月中旬に行われたシンジケートの臨時総会における、書面決議で決定した。今シーズンの種付け終了後に英国へ移動する。

 同馬は、父Nijinsky、母Snow Bride(その父Blushing Groom)という血統の米国産馬。94年8月のデビュー戦快勝後、10か月の休み明けをものともせずに英ダービー(英G1)のレコードを59年ぶりに塗りかえ優勝。その後、キングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)でペンタイアを、凱旋門賞(仏G1)でフリーダムクライ Freedom Cryを破り優勝。史上初めて欧州の3大レースを無敗で制覇した。通算成績4戦4勝で現役を引退し、英国で1年間供用されたあと、日本の生産者グループが3000万ドル(約33億円)で購買。総額約44億円のシンジケートが結成され、97年からアロースタッドで繋養されていた。

 主な産駒にはメイショウラムセス(02年富士S-GIII)、ミレニアムスズカ(02年阪神ジャンプS-JGIII)、マルカセンリョウ(04年かきつばた記念、03年名古屋大賞典-共に交流GIII)などがいる。

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