クロスカウンターが直線で外から差し切り優勝(撮影:大薮喬介)
6日にオーストラリアのフレミントン競馬場で行われたメルボルンC(G1・芝3200m・24頭)は、後方から進めたK.マカヴォイ騎手騎乗の7番人気クロスカウンター(セ3、英・C.アップルビー厩舎、51kg)が直線で外から差し切り優勝。2着は1馬身差で4番人気マルメロ(牡5、英・H.モリソン厩舎、55kg)、3着は(1着馬から)3馬身差でレクサスSから中2日で参戦した10番人気アプリンスオブアラン(セ5、英・C.フェローズ厩舎、53kg)。勝ちタイムは重馬場で3:21.17。
日本から参戦、川田将雅騎手騎乗で出走した13番人気チェスナットコート(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)は直線で不利もあり14着。3番人気ザクリフスオブモハー(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)はレース序盤で故障を発生、競走中止となった。2番人気ユカタン(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)は11着。
勝ったクロスカウンターは父Teofilo、母Waitress、その父Kingmamboという血統。ゴドルフィンの所有馬で、G1はこれが初勝利。1番人気ベストソリューションは8着だったが、3頭を送り込んだ“ロイヤルブルー”の勝負服が栄光を手に入れた。なお、英国調教馬の同レース勝利は史上初の快挙。
JRAの海外馬券発売では、クロスカウンターの単勝は1240円、馬連は19番人気で4810円、3連単は832番人気で315040円だった。