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【エ女王杯】2年目の川又「気負わず」 ヴァフラームでG1初挑戦

2018年11月09日 06:00

 人馬そろって初のG1に挑戦する川又とヴァフラーム(撮影・石湯恒介)

 「エリザベス女王杯・G1」(11日、京都)

 つかんだチャンスを無駄にはできない。デビュー2年目の秋、川又賢治騎手(20)=栗東・フリー=が、感謝の思いを胸に待望のG1初騎乗に臨む。ヴァフラームとは初タッグの前走でV。相性の良さを味方に、大仕事の予感が膨らむばかりだ。

 ヴァフラームで臨む最強牝馬決定戦。人馬にとって初のG1チャレンジを前に、川又は自分なりの誓いを立てた。「京都の外回り2200メートルという条件は(ヴァフラームに)ピッタリ。気負うことなく挑戦したい。そう思っています」

 初めてコンビを組んだ前走のムーンライトH。切れ味鋭い末脚を引き出し、勝利へ導いた騎乗ぶりが認められた。吉村師は「位置取りなど、こちらの指示を理解してしっかりと乗ってくれた。信頼していますし、飛躍のチャンスにしてほしい」と背中を押す。

 今年1月に骨折し、約2カ月にわたって戦線を離脱。5月には、所属していた森厩舎を離れた。「森先生にはたくさんのチャンスを頂きました」と感謝の言葉を口にする。アクシデントを乗り越え、さらに環境を変えたことで「自分を見つめ直す時間も増えた」と言う。いろいろな厩舎の調教を手伝うことで信頼関係を築き、騎乗数も徐々にアップしていった。

 今年は特別戦2勝を含めJRA38勝。平場オンリーで9勝に終わった昨年を大きく上回る成績を挙げている。「いろいろな方々に助けていただきながら、騎乗に関しての引き出しが増えてきたように思います。本番になれば、周りの雰囲気が違うので緊張するでしょうが、悔いのないレースをしたいです」。“エリザベス女王杯”というステージは、到達点ではなく出発点。託された手綱に感謝の思いを通わせ、先頭でのゴールを目指すだけだ。

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