ルメール騎手が騎乗してジャパンCの1週前追い切りを行ったアーモンドアイ(撮影:佐々木祥恵)
牝馬三冠を達成したアーモンドアイ(牝3・美浦・国枝栄)が、15日(木)にウッドチップコースで3頭併せの追い切りを行った。前2頭を追いかける形で進み、直線では最内に入ると脚を伸ばしておよそ1馬身先着している。追い切りに騎乗したクリストフ・ルメール騎手のコメント。
「前走の秋華賞(GI・1着)はコース形態が難しかったですし、逃げ馬との差が10馬身ほど離れていたのですが、最後300mくらいで届きました。フルパワーで走りましたが、今は疲れはなく良い調子だと思います。
今週(11/15)の追い切りでは反応を確認したかったのですが、とても良かったですね。道中の折り合いも問題なく、フットワークも良くなっていました。手前は1回替えただけでしたし、しっかりと走れていたと思います。追い切りの前はすごくリラックスしていて、追い切った後はすぐに息が入りました。
前走は休み明けでまだトップコンディションではなかったですが、ジャパンCでベストコンディションになっていれば大きな結果を出すことができるでしょう。レースではリラックスしていて乗りやすいですし、オークスの走りがとても良かったので、距離の2400mは大丈夫です。今回は古馬と初めて対戦しますが、彼女は特別な馬なのでいけると思います。来週も追い切りに乗ります」
(取材・文:佐々木祥恵)