16日、新潟競馬場で行われた2R・3歳未勝利(芝1600m)は、蛯名正義騎手騎乗の6番人気カナハラグリーン(牡3、美浦・山田要一厩舎)が優勝。同馬の勝利がマチカネフクキタル産駒のJRA初勝利となった。
カナハラグリーンは父マチカネフクキタル、母カナハラオラクル(その父シェイディハイツ)という血統。叔父に06年新潟大賞典(GIII)2着に入ったカナハラドラゴンがいる。
マチカネフクキタルは父クリスタルグリッターズ、母アテナトウショウ(その父トウショウボーイ)という血統。3歳時にさくらんぼS(3歳900万下)から、神戸新聞杯、京都新聞杯(ともにGII)、菊花賞(GI)まで4連勝を達成。その後は勝ち星に恵まれず、00年宝塚記念(GI)8着を最後に現役を引退した。通算22戦6勝(重賞3勝)。01年からレックススタッドで繋養されており、現4歳世代が初年度産駒。地方では、これまで6頭が勝ち上がっている。