アイビスサマーD、3歳牝馬サチノスイーティーが制す

2006年07月16日 15:45

 16日、新潟競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第2戦、アイビスサマーダッシュ(GIII、芝1000m)は、鈴来直人騎手騎乗の7番人気サチノスイーティー(牝3、美浦・平井雄二厩舎)が、スタートから先手を奪い、直線半ばで抜け出すと3番人気マリンフェスタに3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは55秒7(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には6番人気レイズアンドコールが入った。なお1番人気のダイワメンフィスは5着に敗れた。

 勝ったサチノスイーティーは父カリスタグローリ、母ペルファヴォーレ(その父アフリート)という血統。昨年10月にデビューし、2戦目で初勝利。その後はダート戦で勝ちきれないレースが続いたが、芝の短距離で頭角を現し、今年4月の桜草特別(3歳500万下)、前走の白河特別(3歳上1000万下)と連勝し、3連勝で重賞初制覇を達成した。通算成績10戦4勝(重賞1勝)。昨年のテイエムチュラサンに続き、2年連続で3歳牝馬の優勝となった。

 鞍上の鈴来直人騎手は、デビュー7年目で初のJRA重賞制覇。管理する平井雄二調教師は、サクラスターオーで制した87年菊花賞以来、19年ぶりの重賞勝利で通算4勝目。カリスタグローリ産駒は、97年に産駒を送り出して以来初のJRA重賞制覇となった。

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