現地時間15日、仏・メゾンラフィット競馬場で行われたリゾランジェ賞(仏G3・芝6f)は、T.テュリエ騎手騎乗の6番人気プレストシンコウ Presto Shinko(セン5、英・R.ハノン厩舎)が、2番人気サトリ Satriに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分11秒70(稍重)。さらにクビ差の3着には並んだ3番人気タイクーンズヒル Tycoon's Hillが入った。
勝ったプレストシンコウは、父シンコウフォレスト、母Swift Chorus(その父Music Boy)という血統の愛国産馬。03年9月にデビューし、4戦目で初勝利。その後は条件戦で着実に成績を上げ、今回の勝利で重賞初制覇を達成した。通算成績29戦9勝(重賞1勝)。
シンコウフォレスト産駒の重賞制覇は、今年のグロシェーヌ賞(仏G2)など重賞2勝を挙げたモスヴェール Moss Vale(牡5、英・D.ニコルス厩舎)に続き3頭目となる。