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キャロットC

【有馬記念2018予想】レイデオロは盤石か? 人気予想家・亀谷敬正が血統分析!

2018年12月14日 18:33

今年はジャパンCをスキップして有馬記念に挑むレイデオロ。1番人気が予想されるが、血統面からはその取捨に頭を悩ませることになりそうだ。写真=下野雄規【netkeiba.com】

 平成最後の開催となる第63回有馬記念まであと1週間となった。今年のファン投票1位はレイデオロ。昨年のダービー馬で、今年の春は未勝利に終わったが、この秋は中山のオールカマー(GII)、東京の天皇賞・秋(GI)を連勝し、ルメール騎手で出走予定だ。レイデオロが有馬記念も勝てるのかどうか、血統予想でお馴染み、亀谷敬正氏を直撃した。

【1:母父は有馬記念を連覇】
レイデオロの母父はシンボリクリスエス。2002年、2003年の有馬記念を連覇。とくに引退レースとなった4歳の有馬記念のパフォーマンスは圧巻。2着のリンカーンに9馬身差をつける圧勝。勝ち時計も当時のレコードタイム。有馬記念はボールドルーラーを持つ馬に相性が良いレース。シンボリクリスエスも、母父がボールドルーラー系の種牡馬だった。

【2:父は適性高い系統】
父キングカメハメハはキングマンボ系。人気薄での激走が目立つ。14年9人気で2着したトゥザワールド、11年7人気で2着だったエイシンフラッシュ、9人気3着のトゥザグローリーはいずれもキングマンボ系。2001年に13人気で2着に走ったアメリカンボスも同様。レイデオロは人気での出走にはなるだろうが、人気薄で走る馬が多いのは、キングマンボ系が当レースで近走以上に走ることが多いから。当レースに適性が高い父系ではある。

【3:牝系のウインドインハーヘアがカギに】
牝系はウインドインハーヘアの一族。同牝系にはディープインパクト、ブラックタイドがいる。ディープインパクトは引退レースの有馬記念を圧勝。ブラックタイド産駒にはキタサンブラック。こちらも引退レースの有馬記念で優勝。ではあるが、レイデオロの場合はレディブロンドの血を経由している点を考慮する必要がある。

 同牝馬は、古馬になってスプリント戦で才能を開花させた馬。母ラドラーダも東京マイルがベスト条件。レイデオロも直線が長く、高速マイル適性が問われる条件で高いパフォーマンスを発揮してきた。有馬記念は、高速マイル適性が問われる条件とはリンクしない。人気で買うにはリスク要因ではある。

 父と母父の影響が大きいと考えるか、牝系の影響が大きいと考えるか。人気が予想されるレイデオロを買う際には、一考の余地がありそうだ。ここで取り上げたレイデオロ以外にもジャパンC2着のキセキ、障害GI馬のオジュウチョウサンなど、今年も面白いメンバーが出走を予定している。発走は12月23日(日)15:25。


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