【朝日杯FS過去3年】波乱の結末となった2016年

2018年12月16日 06:59

波乱の結末となった2016年

 16日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)。過去3年の結果をダイジェストで振り返る。

■サトノアレス3連勝で2歳王者! 注目牝馬ミスエルテは4着

 4番ボンセルヴィーソが好スタートを切って、そのままハナに立つ。1馬身差で1番レヴァンテライオンと6番クリアザトラックが続き、18番トラストがこれらを交わしていった。クリアザトラックの外に8番ダンビュライトと15番レッドアンシェル、その後ろで3番リンクスゼロ、7番ビーカーリー、13番ミスエルテ、16番アメリカズカップらが一団となっている。1馬身差で11番トリリオネアと14番ブルベアバブーン、1馬身半差で17番サトノアレス、直後に5番タガノアシュラ、9番ダイイチターミナル、10番モンドキャンノが続き、1馬身半差で12番トーホウドミンゴ、その内の最後方が2番アシャカリアンとなった。

 600mの通過タイムは35.6秒。各馬一団となって3-4コーナーを回って最後の直線へ。

 直線に入り、ボンセルヴィーソの脚色はまだ十分。クリアザトラックら2番手集団は団子状態で、抜けてくる馬もいない。替わって外からミスエルテやサトノアレス、モンドキャンノなどが脚を伸ばしてきた。残り200mを切ってもボンセルヴィーソが渋太く粘っていたが、ここでサトノアレスが一気に脚を伸ばして先頭に躍り出た。サトノアレスはそのまま、大外から猛然と追い上げてきたモンドキャンノも振り切ってゴールイン。未勝利戦、ベゴニア賞に続く3連勝で2歳王者に輝いた。本馬を管理する藤沢和雄調教師は阪神JF(ソウルスターリング)に続く2週連続GI制覇。モンドキャンノは1/2馬身差の2着、3着はさらに2馬身差でボンセルヴィーソとなった。ミスエルテは突き抜けるほどの脚は発揮できず4着、クリアザトラックは7着、ダンビュライトは13着に終わった。勝ちタイムは1分35秒4(良)。

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