回避の影響を感じさせないゴールドドリーム(撮影:井内利彰)
昨年からの連覇を狙うべくチャンピオンズCの出走を予定していたゴールドドリーム(栗東・平田修厩舎)。しかし、最終追い切りの前日に右肩の筋肉痛でレースを回避。その後は一旦、ノーザンFしがらきへ放牧へ出されている。
そして、東京大賞典(12月29日・大井ダート2000m)を目指すべく、12月7日に栗東へ帰厩。今朝19日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了したCWコースへ入場。藤懸貴志騎手(レースはC.ルメール騎手)が跨り、サダムラピュタ、スノーユニバンスを追走する併せ馬だった。
向正面で前に2頭を見る形だったが、3コーナーで他厩舎の馬が間に挟まるような形。それをよけるべく、かなり内を回って、前に追いつこうとしたので、最後の直線に向いた時にはこちらが前2頭を追い越すような形になっていた。
そんなこともあり、ゴール前でも手応えは楽々。併せた相手はもう一杯という感じだったが、こちらは余力十分に先着。だからといって気を抜くこともなく、しっかりと集中した状態でフィニッシュしているだけに、回避の影響は感じられない。
(取材・文:井内利彰)