29日、新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、勝浦正樹騎手騎乗の8番人気
センギョウシュフ(牝2、美浦・高橋義博厩舎)が後方追走から直線へ追い出すと、内から伸びた1番人気
アイアムジュピターにクビ差で優勝した。勝ちタイムは1分36秒1(良)。さらにクビ差の3着には3番人気
マイネインティマが入った。
勝った
センギョウシュフは父は06年新種牡馬マリエンバード、母オンヴェルベット(その父Woodman)という血統。04年オータムセール当歳において500万円で落札されていた。
マリエンバードは父Caerleon、母Marienbad(その父Darshaan)という血統の愛国産馬。4歳まではG1で一息足りない馬だったが、5歳となった02年に本格化し、ドイツ銀行賞、バーデン大賞(いずれも独G1)、凱旋門賞(仏G1)を3連勝で制した。通算成績17戦8勝(重賞5勝)という成績で現役を引退。浦河の
イーストスタッドで供用され、初年度は91頭に種付けを行い、67頭が血統登録されている。