デビュー戦では素質の高さを見せたタニノミッション(撮影:下野雄規)
登録馬の大半が抽選対象のため、抽選次第でメンバー構成がかなり変わるが、現時点では
ウオッカの娘
タニノミッションに注目したい。
ウオッカの仔初の重賞制覇なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/12(土) フェアリーS(3歳・牝・GIII・中山芝1600m)
タニノミッション(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)は日本ダービーなどGI・7勝を挙げた
ウオッカの娘。新馬勝ちから挑んだ阪神JFは直線で内を突いて7着だったが、デビュー2戦目ということを考えれば悪くない結果と言っていいだろう。抽選を突破して、ここで重賞初制覇を飾れるか。
コントラチェック(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)は昨年9月のサフラン賞でクビ差の2着。道中掛かってしまった上に、プラス10キロと体も余裕残しだったか。きょうだいに
バウンスシャッセ、
ムーンクエイクがいる良血馬、ここでの巻き返しを期待したい。
その他、サウジアラビアRCで3着の
アマーティ(牝3、美浦・武井亮厩舎)、
レーヴドスカーの仔
レーヴドカナロア(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)、新馬勝ちから挑む
アクアミラビリス(牝3、栗東・吉村圭司厩舎)、黒松賞を勝った
ホウオウカトリーヌ(牝3、美浦・栗田徹厩舎)、
ロードカナロア産駒
アカネサス(牝3、栗東・浅見秀一厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時35分。