【AJCC】ステイゴールドだけでなくドリームジャーニー産駒も優秀な成績/データ分析(種牡馬・血統編)

2019年01月16日 21:10

中山芝2200m 過去3年

 20日に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブC(4歳上・GII・芝2200m)について種牡馬・血統に検証していく。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みはディープインパクト、3回でマーベラスサンデー、ジャングルポケット、ステイゴールドが続く。

 ディープインパクト産駒は2-2-0-7で複勝率36.4%、複勝回収率127%。複勝率回収率の高さは14年11番人気2着サクラアルディートによるところが大きいが、好走率も悪くない。ちなみに過去3年(2016年〜2018年)の中山芝2200m全体の成績でもディープインパクト産駒の複勝率は36.0%と高いが、複勝回収率は60%止まり。馬券的に無視はできない存在だが妙味は今ひとつで、扱いが難しい。

 ステイゴールド産駒は0-1-2-13で複勝回収率は70%。過去10年で16回という出走数は抜けた1位だ。09年ドリームジャーニー、15年ゴールドシップと1番人気を裏切っているため印象は良くないが、16年にはショウナンバッハが7番人気3着、18年にはマイネルミラノが8番人気3着と、ここ2年は連続で穴をあけている。二桁人気馬の出走も多い分、好走率、回収率は伸びていないが、人気薄の一発には気をつけたい。

 過去3年(2016年〜2018年)の中山芝2200m全体におけるステイゴールド産駒は10-5-11-63でリーディング。複勝回収率も109%と高く、ムラ駆けながら一発のあるステイゴールド産駒らしい数字となっている。今年はショウナンバッハステイインシアトルマイネルミラノが出走予定。

 中山芝2200mはステイゴールドだけでなくドリームジャーニーの成績も優秀。5-2-1-7で、複勝率53.3%、複勝回収率108%。AJCCでも17年にミライヘノツバサが3番人気で3着と馬券圏内を確保している。

 そのミライヘノツバサが今年も登録。長期休養から復帰後は苦戦の続く同馬だが、得意コースで復活があっても不思議ではない。

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