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中村師、定年前に無欲の重賞Vだ 8歳馬ナインテイルズは「生涯最高の出来」

2019年01月25日 06:00

 自らナインテイルズの引き手を取る中村師(撮影・石湯恒介)

 2月末で定年を迎える中村均調教師(70)=栗東=が、淀短距離Sを制して勢いに乗る8歳馬ナインテイルズでタイトル奪取を狙う。根岸Sのヤマニンアンプリメ、愛知杯のキンショーユキヒメを含め、今週末の3重賞全てに管理馬をスタンバイ。開業して42年目で酸いも甘いも知るトレーナーは、自然体を貫いてそれぞれの大一番へと臨む。

 気負いは感じられなかった。77年に調教師免許を取得し、翌年に開業した中村師。その40年を超える長いキャリアが、3重賞を前にしても平常心で臨む重要性を教えてくれる。

 「これまでも精いっぱいやってきたしね。最後の最後だからと欲がないのがいいのかもしれない。今週も地方交流(競走)を勝てたしね。よく無欲の勝利って言うでしょ」。23日に園田競馬でマイネルジェンマがV。今年に入って中央でも既に2勝を挙げる。2月末の定年まで、これまで通りに管理馬と誠実に向き合い、1つでも多くの“無欲の勝利”を積み重ねたいところだ。

 3重賞で最もチャンスが大きいのは、前走の淀短距離Sを勝ち、シルクロードSに挑戦するナインテイルズだろう。「8歳にして生涯最高の出来だと思う。前走は正直、状態は良くなかったし、いつもの切れ味ではなかった。そこから体も締まったしね」と楽しみは大きい。

 根岸Sは昇級戦のヤマニンアンプリメには「今までにないくらい出来はいい。モーニンコパノキッキングとも差のない競馬をしているし、人気はないけど、面白い」と色気は十分だ。愛知杯のキンショーユキヒメは「ここ一本で調整してきたけど、まだもうひとつかな。けど、中京は相性もいいので」と4戦2勝の舞台で改めて期待。個性派3頭で、自らの調教師人生に新たなタイトルを刻むか。

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