ジュエルクイーン引退、繁殖入り

2019年02月04日 18:00

ジュエルクイーンが引退、繁殖入りする(ラストランとなったTCK女王盃、撮影:高橋華代子)

 2014年のグランダムジャパン2歳シーズンの女王に輝いたジュエルクイーンが、現役を引退し、繁殖入りすることになった。

 ジュエルクイーンは北海道の田中正二厩舎からデビューし、ラブミーチャン記念を皮切りに、ビューチフルドリーマーカップ3連覇を飾るなど、通算重賞は10勝(北海道の田中厩舎8勝、愛知の川西毅厩舎で2勝)。エーデルワイス賞では2着になるなど、全国を舞台に活躍を続けた。

 昨年秋以降は大井の福永敏厩舎<小林分厩舎>へ移籍し4戦を走り、前走のTCK女王盃(11着)がラストランとなった。今後は生まれ故郷の明治牧場(新ひだか町)で繁殖生活をスタートさせる。

「これだけの馬のキャリアの最後に関わらせて頂けて感謝しています。京都競馬場で行われたJBCの舞台にも連れていってもらって、ジュエルと過ごした時間はいい思い出しかありません。ただ、結果を出せなかったのは申し訳ない思いです。最終追い切りの時計や息遣いなどはいつもさすがだったので、それゆえに結果を出したかったです。

 ジュエルは次の仕事が待っているので、いずれ、血統書に『母ジュエルクイーン』という馬に携われる機会があればうれしいです。これまでありがとうございました」(福永調教師)

(取材・文:高橋華代子)

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