全日本2歳優駿で上位人気に支持されたミューチャリー(撮影:高橋正和)
7(木)に大井競馬場で行われる雲取賞。今年から重賞に格上げされ、距離も1800mに変更。年明け最初の3歳重賞で、今年のクラシック戦線を占う重要な一戦となるだろう。主な出走馬は以下の通り。
■2/7(木) 雲取賞(3歳・SIII・大井ダ1800m)
ミューチャリー(牡3、船橋・矢野義幸厩舎)は前走の全日本2歳優駿では最初の位置取りで後手に回ってしまい6着。しかしデビューから3連勝、特に鎌倉記念では好時計で圧勝しているように南関東の同世代の中だと地力上位だろう。初の大井となるが好勝負を期待する。
ラプラス(牡3、大井・藤田輝信厩舎)は前走のハイセイコー記念で持ち前の末脚を発揮し優勝。デビューからこれまで4戦し、3勝、2着1回と高いレベルで安定感がある。放牧休養明けとなるが、1800mへの距離延長も問題なく上位争いを期待できそうだ。
ヒカリオーソ(牡3、川崎・岩本洋厩舎)は前走のニューイヤーカップで2着。また前々走の全日本2歳優駿で7着、3走前の平和賞で優勝と、各コースで安定した走りを見せてきた。初の大井となるここでもしぶとい末脚を活かして上位争いに持ち込むことができるか注目される。
マイコート(牡3、船橋・佐藤賢二厩舎)は前走のニューイヤーカップで3着。1600m、初の左回りにもしっかり対応してみせた。門別時代には1700m以上の距離で3勝しているように、今回の距離延長はプラスだろう。侮れない一頭だ。
他にも、先行力を活かし2連勝中のメイレー(牡3、大井・渡辺和雄厩舎)や前走のハイセイコー記念と前々走の鎌倉記念で3着のグラビテーション(牡3、川崎・山崎裕也厩舎)、デビューから大井で2連勝した経験のあるハルディネロ(牡3、大井・荒山勝徳厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は16時10分。
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