武豊騎手騎乗のインティがGI初制覇(撮影:下野雄規)
17日、東京競馬場で行われたフェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の1番人気インティ(牡5、栗東・野中賢二厩舎)が、そのまま直線に入って後続を突き放し、唯一差を詰めてこれた2番人気ゴールドドリーム(牡6、栗東・平田修厩舎)をクビ差振り切り優勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。
さらに4馬身差の3着に8番人気ユラノト(牡5、栗東・松田国英厩舎)が入った。
藤田菜七子騎手のGI初騎乗で注目を集めていた、4番人気コパノキッキング(セ4、栗東・村山明厩舎)は5着。また、3番人気オメガパフューム(牡4、栗東・安田翔伍厩舎)は10着に終わった。
勝ったインティは、父ケイムホーム、母キティ、その父Northern Afleetという血統。GI初挑戦をものともせず、デビュー2戦目の未勝利戦から7連勝で一気にダート界の頂点へと駆け上がった。鞍上の武豊騎手はゴールドアリュール、カネヒキリ、ヴァーミリアン、コパノリッキーに続く5度目のフェブラリーS制覇となった。
【武豊騎手のコメント】
馬の状態が最高に良く、自分がしっかりと乗れば結果を出せると思っていました。最後は詰め寄られましたが、よく頑張ってくれました。
(レース前に)少しエキサイトしてしまってテンションが高かったのですが、レースでは落ち着いていいペースで走ってくれました。乗る度に強くなってくれています。今日も強い馬を相手に堂々と勝ってくれたので、今後がさらに楽しみになりました。
<フェブラリーSダイジェスト>
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