【チューリップ賞】外枠に分があることは明らか/データ分析(馬番・枠順編)

2019年03月01日 14:10

チューリップ賞過去10年

 3月2日に阪神競馬場で行われるチューリップ賞(3歳・牝・GII・芝1600m)を馬番別に分析していく。

 最多となる4回の馬券絡みは5番、7番。3回で12番が続く。10番より内で過去10年間で馬券絡みが一度もないのは、2番のみ。

 阪神JF時にも触れた通り、旧阪神芝1600mは外枠不利が顕著なコースだったが、新コースになってその点は解消している。年によって頭数のバラつきがあるので、枠順で比較してみよう。

1〜4枠 3-2-6-48 複勝率18.6% 複勝回収率58%
5〜8枠 7-8-4-60 複勝率24.1% 複勝回収率69%

 好走率から外枠に分があることは明らかで、回収率も複勝回収率こそ10%程度の違いだが、単勝回収率では大きな差がついており、5〜8枠はベタ買いでも119%となっている。

 1〜4枠から連対を果たしたのは、09年ブエナビスタ(1番人気1着)、13年クロフネサプライズ(3番人気1着)、14年ハープスター(1番人気1着)、15年アンドリエッテ(7番人気2着)、18年マウレア(3番人気2着)。5頭のうち4頭が3番人気以内だった。

 一方で5〜8枠は3番人気以内の馬が4-4-2-6としっかり結果を残しているだけでなく、4〜9番人気の伏兵陣も3-4-2-27と活躍している。

 逃げ馬(3コーナー1番手)の馬券絡みが1-1-2-6と計4回。09年サクラミモザ(7番人気2着)、14年リラヴァティ(6番人気3着)など、前残りに一定の注意を払う必要があるが、その一方で上がり最速馬は6-4-0-3と非常に優秀な成績を収めている。桜花賞に向けた最重要トライアルに出走してくるレベルの馬であれば、位置取りを問わず、外を回してもきっちりと差し込んでこれるレースだ。

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