13日、高知競馬場で行われた建依別賞(3歳上、ダート1400m、1着賞金50万円)は、倉兼育康騎手騎乗の1番人気ケージーアフリート(牡6、高知・松下博昭厩舎)がスタートから先手を奪うと、直線に向いて後続を突き放し、5番人気ダイヤモンドボスに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分31秒4(良)。さらにアタマ差の3着には2番人気シルキーゲイルが入った。
勝ったケージーアフリートは、父アフリート、母ケージートップ(その父サクラバクシンオー)という血統。02年9月に美浦・前田禎厩舎からデビューし、3勝を挙げて05年5月にに岩手へ転厩。2戦した後、同年7月に現厩舎に移籍した。高知移籍後は5勝を挙げるなど安定した走りを続けている。昨年のこのレースでは逃げ粘るもゴール直前で交わされ、ストロングボスからクビ差の2着に惜敗していたが、今回その雪辱を果たすとともに重賞初勝利を飾った。通算成績30戦9勝(重賞1勝、うちJRA12戦3勝)。