キャプテンキングの連勝となるか/フジノウェーブ記念の見どころ(地方競馬)

2019年03月04日 17:00

前走のゴールドCを制したキャプテンキングなどが出走予定(撮影:武田明彦)

 3/6(水)に大井競馬場で行われるフジノウェーブ記念。大井では唯一1400mの距離で行われる重賞だ。今年もキャプテンキングなど南関東のスピード自慢がフルゲート16頭に揃い、楽しみな一戦になりそうだ。主な出走馬は以下の通り。

■3/6(水) フジノウェーブ記念(4歳上・SIII・大井ダ1400m)

 キャプテンキング(牡5、大井・的場直之厩舎)は前走のゴールドCで堂々3馬身差を付け好時計で優勝。実に約1年半ぶりの勝ち星を挙げた。転入後は長めの距離を中心に使われてきたが、前走の勝ちっぷりや中央時代の戦績からして1400mの適性は高い。ここも最有力の一頭だ。

 キャンドルグラス(牡5、船橋・川島正一厩舎)は前走のウインタースプリントを快勝。大井のスプリント戦はこれまで10戦して7勝、着外に沈んだのは去年のフジノウェーブ記念と東京盃だけであり安定感は抜群だ。昨年の同レースは大外枠が仇になった印象で、好枠を引いたここで大崩れは考えにくい。

 ノブワイルド(牡7、浦和・小久保智厩舎)は昨年のオーバルスプリントを逃げ切って制覇。今回は大敗したJBCスプリント以来のレースとなるが、上位のスピードで主導権を握っていければ一変してもおかしくないだろう。59kgの斤量はネックだが、侮れない存在だ。

 リコーワルサー(牡4、大井・荒山勝徳厩舎)は前走で今回と同舞台、大井1400mのアメジスト賞を優勝。鎌倉記念以来の勝利で、スプリント路線への適性の高さをみせた。元々同世代では上位の能力を示していた馬。今年に入って快進撃を続ける明け4歳馬達に続けるか注目したい。

 他にも、昨年のマイルグランプリを制したクリスタルシルバー(牡4、大井・村上頼章厩舎)や転入初戦の前走多摩川オープンで2着のアルタイル(牡7、大井・堀千亜樹厩舎)、紅一点で大井1400mが得意なブルージェット(牝5、大井・高岩孝敏厩舎)らも上位争いを狙う。

 発走は16時10分。

■調教追い切り動画


■陣営インタビュー





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