【中山牝馬S】先行するディープインパクト産駒が強い/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年03月09日 07:00

中山牝馬S過去10年

 9日に中山競馬場で行われる中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)について種牡馬別に検証していく。なお14年は2着同着だったため、3着内の内訳は1着10回、2着11回、3着9回となっている。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みはキングカメハメハ。3回でタニノギムレット、マンハッタンカフェが、2回でディープインパクト、ハーツクライ、ゼンノロブロイが続く。

 キングカメハメハ産駒は3-1-1-7。複勝率41.7%、複勝回収率240%という数字が示す通り、このレースへの適性は非常に高い。11年12年と10番人気8番人気でレディアルバローザが連覇、それ以外にも12年エオリアンハープが11番人気3着、14年ケイアイエレガントが10番人気2着、17年トーセンビクトリーが5番人気1着と人気薄での激走が多数あり。残念ながら今年の出走馬にキングカメハメハ産駒はいないが、ルーラーシップ産駒のウラヌスチャームには注意を払いたい。

 ディープインパクト産駒は1-1-0-8で複勝率20.0%、複勝回収率53%。馬券に絡んだのは14年4番人気2着のキャトルフィーユと18年6番人気1着のカワキタエンカで、この2頭は3コーナー通過が4番手、1番手と、ともに先行策を取っていた。今年はアッフィラート、カワキタエンカ、ミッキーチャーム、フローレスマジックが出走する。

 ステイゴールド産駒は0-1-0-6で複勝回収率30%。15年4番人気2着のアイスフォーリスが唯一の馬券絡み。今年はアドマイヤリード、クロコスミア、ウインファビラス、ワンブレスアウェイという4頭。

 ハービンジャー産駒は0-0-1-0で複勝回収率510%。唯一の出走が昨年のレイホーロマンスで、9番人気3着と好走している。上位人気の一角となるであろうノームコアと、そのレイホーロマンスが出走する。

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