ルメール騎手を背に追い切りを行ったアーモンドアイ(撮影:佐々木祥恵)
3月30日にドバイのメイダン競馬場で行われるドバイターフ(GI・芝1800m)に出走予定のアーモンドアイ(牝4・美浦・国枝栄)が、13日(水)、クリストフ・ルメール騎手が騎乗して、ウッドチップコースで3頭併せで追い切った。3頭の1番後ろから追走して、直線で加速すると馬なりで併走馬に2馬身ほど先着するという内容だった。追い切り後の関係者のコメント。
■国枝調教師
「見ての通り、順調ですね。自分でハミを取ってグンと行きました。ヤル気はありますけど、エキサイトせずにやれているので良いと思います。ルメール騎手も満足していました。このまま行ってくれればと思います。馬体は幅が出て筋肉がついてきましたね。検疫に入ってから出国までは、細かいところを調整することになると思います」
■ルメール騎手
「先週よりも今週の方が反応が速く良い動きでした。追い切り後も息が早く入って疲れていませんでした。コンディションが良くなってきていますね。初の海外遠征になりますが、彼女は頭が良いので環境が変わっても慣れることができるでしょう。
彼女のポテンシャルをよく知っているので、自信を持って乗りたいです。アーモンドアイは日本のスーパースターホースです。ジャパンC(GI・1着)の走りを世界のみんなが知っていますし、ドバイでも1番人気でしょう。大きな舞台で走らなければならない馬ですし、ドバイはそのファーストステップになるので、良い結果を出したいです」
(取材・文:佐々木祥恵)