2歳未勝利戦、ナムラマース5馬身差の圧勝

2006年08月19日 10:00

 19日、札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、安藤勝己騎手騎乗の2番人気ナムラマース(牡2、栗東・福島信晴厩舎)が道中2番手追走から直線入り口で先頭に立つと、後続を突き放して1番人気セントラルカフェに5馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒3(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には3番人気マンハッタンスカイが入った。
 勝ったナムラマースは父チーフベアハート、母はビストロドゥパリ(その父フレンチグローリー)という血統。半兄に02年オパールC(岩手重賞)を制したアパルダー(父シンコウキング)がいる。6月のデビュー戦で5着に敗れた後、3戦連続2着と惜しい競馬が続いていた。通算成績5戦1勝。

小倉2R・2歳未勝利(芝1800m)は、幸英明騎手騎乗の5番人気ケイアイマイスキー(牡2、栗東・白井寿昭厩舎)が中団でレースを進め、2番人気ショウリュウアクトに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分49秒4(不良)。さらにクビ差の3着には6番人気アイアンクインが入った。
 勝ったケイアイマイスキーは父Aptitude、母Teakabu(その父Woodman)という血統の米国産馬。伯父に01年フェブラリーS(GI)など重賞6勝を挙げたノボトゥルー(牡10、栗東・森秀行厩舎、父Broad Brush)がいる。05年のキーンランド・セプテンバーセールにおいて15万ドルで落札されていた。前々走の2歳新馬(小倉・芝1200m)は2着、前走の2歳未勝利(小倉・芝1200m)は4着に入っていた。通算成績3戦1勝。Aptitude産駒はJRA初勝利となった。

 小倉1R・2歳未勝利(芝1000m)は、福永祐一騎手騎乗の2番人気エミネンツァベルタ(牝2、栗東・瀬戸口勉厩舎)が好スタートから先手を奪い、2番手追走の1番人気ナンゴクプラネットに3馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは57秒1(不良)。さらに1.1/4馬身差の3着には4番人気グッドヘラクレスが入った。
 勝ったエミネンツァベルタは、父タイキシャトル、母はJRA・3勝のニシオマジョリック(その父デインヒル)という血統。7月の新馬戦(小倉、芝1200m)は6着、前走の未勝利戦(小倉、芝1000m)は5着に敗れていた。通算成績3戦1勝。

 新潟1R・2歳未勝利(芝1600m)は、吉田豊騎手騎乗の3番人気コスモジエラ(牡2、美浦・柄崎孝厩舎)が中団追走から直線外へ追い出すと、好位追走の4番人気タイムズスクェアに3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分35秒4(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には9番人気サンアイブライトが入った。
 勝ったコスモジエラは父メジロライアン、母ベルエポック(その父ベリファ)という血統。従兄に05年小倉サマージャンプ(JGIII)を制したフミノトキメキ(牡5、栗東・目野哲也厩舎)がいる。7月のデビュー戦(福島・芝1800m)は3着、前走の2歳未勝利(新潟・芝1600m)は4着に敗れていた。通算成績3戦1勝。

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