【浦和・桜花賞】南関東牝馬クラシックの第1戦 トライアルでは波乱連発と混戦ムード/地方競馬見どころ

2019年03月27日 12:27

地方重賞5連勝中のアークヴィグラス(撮影:高橋正和、写真は東京2歳優駿牝馬1着時)

 本日27日に浦和競馬場で行われる南関東牝馬クラシックの第1戦・桜花賞(3歳・牝・ダ1600m・1着賞金2000万円)に11頭が出走する。今年はトライアルの桃花賞をはじめ、ステップレースで度々波乱が起こり、前走で勝利を挙げた馬はわずか1頭と混戦模様の一戦。

 アークヴィグラス(牝3、大井・嶋田幸晴厩舎)は、北海道時代から地方で重賞5連勝と実績上位。前々走の東京2歳優駿牝馬では、直線で内を突くとあっという間に他馬を置き去りにして、最後は流しての圧勝劇。地方での重賞勝利を「6」に伸ばせるか

 ホウショウレイル(牝3、浦和・小久保智厩舎)は、3戦連続の大差勝ちで話題となったが、重賞タイトルにはまだ手が届いていない。。鞍上を務める御神本訓史騎手は昨年のこのレースを制しており、管理する小久保厩舎も2年連続で連対中。心強いコンビで重賞初制覇がクラシックの舞台となるか。

 小久保智厩舎からはもう一騎、トーセンガーネット(牝3、浦和・小久保智厩舎)も出走する。前々走のニューイヤーCで牡馬相手に快勝。2着馬のヒカリオーソは後に雲取賞を制している。前走のユングフラウ賞ではタイム差なしの2着に惜敗したものの、今回は内枠が比較的有利な浦和1600mで2番枠からの発走となり反撃必至。

 そのトーセンガーネットをユングフラウ賞で競り落としたポッドギル(牝3、大井・鈴木啓之厩舎)は、これまで6戦して連対を外したのはわずか一度のみ。今回が初の1600m戦となるが、前走のような逃げで重賞連勝なるか。

 他にも、ローレル賞2着馬で今年初戦を迎えるダバイダバイ(牝3、船橋・坂本昇厩舎)や桃花賞を4馬身差で圧勝したゼットパッション(牝3、川崎・佐々木仁厩舎)らも出走する。

 12:00時点でのオッズは以下の通り。発走は16:35。現時点で天候は晴れ、馬場は良となっている。

※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 トーセンガーネット 左海誠二 1.7
2 アークヴィグラス 瀧川寿希也 3.8
3 ホウショウレイル 御神本訓史 5.8
4 ポッドギル 矢野貴之 13.2
5 ダバイダバイ 山本聡紀 15.5
6 マーチャンスルー 森泰斗 27.1
7 ゼットパッション 山崎誠士 31.2
8 ラブミーピンク 西啓太 67.0
9 マルパソ 町田直希 73.0
10 ケンガイア 笹川翼 101.3
11 ナラ 筒井勇介 128.5

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