上村師 開業30日目での重賞初V狙う「やりがいはありますよ」

2019年03月29日 09:00

 上村師と転厩初戦のエイシンティンクル

 1日に開業した上村洋行調教師(45)=栗東=が、ダービー卿CT(30日、中山)にエイシンティンクルで重賞初挑戦する。同馬は2月いっぱいで引退した坂口正則調教師の元管理馬で今回が転厩初戦。「ベストな状態に持ってこれている。具合はいいし、楽しみ」と師は本番を心待ちにする。

 9日の中京12Rアイファーイチオーで初勝利を挙げ、先週までに2勝と幸先いいスタートを切った。「うまくいっていると思います。始まったばかりですが、やっていることに比例して結果がついてきている。モチベーションは上がっているし、やりがいはありますよ」と早くも確かな手応えをつかんでいる。

 中山では騎手として1年目にトシグリーン(92年京王杯AH)で重賞を、スリープレスナイト(08年スプリンターズS)でG1を初制覇した。「そういうのが働いてくれれば」と験のいい舞台に笑顔を浮かべる。

 開業30日目での重賞制覇なら歴代3位のスピード記録。チームワークを武器に、厩舎一丸となってタイトルを狙う。(デイリースポーツ・赤尾慶太)

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